カテゴリー別アーカイブ: コラム

構造的把握力検査とはなんですか?

このよくある質問に、
リクルート社は以下のように答えています。FAQ番号:79814 最終更新日:2013/03/01より

「ものごとの背後にある共通性や関係性を構造的に把握する力」を測定する能力検査です。
”環境変化への対応のベースとなる力”にかかわる部分を測定することを想定して開発されました。
テストセンターのオプション検査として2013年1月4日より搭載されています。

このお答えでは皆さんピンと来ないのではないでしょうか?
そこで、さらに補足が加えられています。

(構造的把握力は)どのような場面で発揮される能力か?

構造的把握力検査で測定している能力は、下記のような場面で発揮されると予想されます。

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12月、いよいよ就職戦線が

いよいよ12月1日より3年生の就職活動が解禁となり、始まりました。
日曜の全国紙には、合同就職説明会の広告大きく掲載されておりましたね。
昨日の日曜日に早くも会場に学生の方々は並ばれたようですが、皆さん準備は万端でしょうか?

景気は回復傾向とのことですが、企業側は「厳選採用」を続けられるようです。
つまり、大幅な採用増にはならないようです。
考えてみれば当然のことで、大手企業の好決算の大きな原因は円安なのに、為替が今後も円安で安定する保証はありません。
今年度、最高の決算をされた企業も沢山あるようですが、過去の好景気の時とは異なり、グローバル化が進み、将来の日本社会の人口減イコールマーケットの縮小が予測される今、企業が日本での雇用を急に増やすことは考えにくいですよね。引き締まった企業体質が最高の利益をたたき出したわけですから。

今年も企業は、好決算であっても人材に高い能力を求めて、皆さんの能力を見極めようとしていると思います。
頑張りましょう!

バージョンアップするSPI? 3

SPI2からSPI3へ

さて、テストセンターでは今年から、ペーパーテストでは来年からSPI2はSPI3へとバージョンアップします。

SPI2との変更点は、またまた性格検査の拡充と、増え続けるテストセンターに対応する為か、テストセンターの受検が能力検査だけになり受検時間が変更になったと発表されています。

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バージョンアップするSPI? 2

SPIからSPI2へ

21世紀に入り、SPIもSPI2という新しいバージョンが生まれました。

SPIとの変更点は、性格検査の拡充と、インターネット環境に対応したマークシート以外の受験方法といえます。

SPI2では、いまやテストセンターでの受検が50パーセントを超えたと言われています。

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バージョンアップするSPI? 1

適性検査の誕生

かつて就職活動は、「学歴」や「縁故」によって大きな影響を受けていました。

当時、「学歴」はある程度の能力の指針となり、ゼミの後輩というような広い意味を含めた「縁故」は、ある程度確実な適性の保証という側面があったのです。

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構造的把握力検査は難解なテストか?

乱暴な言い方を許してもらえれば、構造的把握力検査というのは、「あなた日本語通じますか」と聞いているようなものです。

特に、文のグルーピング問題は、社会生活の中で頻繁に使われる言葉と論理が問われているだけなので、その意味では、決して難しいテストではありません。

しかし、大学の授業レポートひとつ満足に書けず (あるいは書く意欲がなく)、コピペを繰り返しているような学生にとっては、非常にハイレベルの試験と感じるかもしれません。そして、このテストで問われている言葉と論理の力は、企業などで日々仕事をこなしていく上で必須のものといえます。
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テストセンター

SPI3のC.B.Tは、そのほとんどがテストセンターと呼ばれる場所で実施されています。

全国の七大都市(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)に常設会場があるほか、受検者が多くなるシーズンには東京や横浜などに臨時会場が設けられています。

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