予想問題として作成したパターン8「除法の構造」(等分除と包含除) や、パターン10「確率の計算構造」、また、パターン15「クレームの分類」は、残念ながら出題がなかったようですが、その他のパターンはかなり高い頻度で類似の問題、もしくは同じ傾向の問題の出ていたことが判明しました。
したがって、本書による「構造的把握力検査」の対策はかなり効果が上がるものと考えられます (ネット上にもそのような意見が見られます)。
計算構造が同じ文章題を選ぶ問題群については、鶴亀算や食塩水の問題、また割合の問題が多かったようです。文のグルーピング問題では、2人の会話がちぐはぐなものが印象的でした。たとえば、誰々のいるサッカー部が全国優勝したので、その本人もサッカーが上手であるといった、論の誤りを選ぶ問題など。